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■イオン導入とは
■イオン導入のデメリット
■イオン導入出来るビタミンC 出来ないビタミンC
■水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体の違い
■イオン導入用ビタミンC誘導体
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イオン導入とは、
通常、化粧品などに含まれる美容成分(薬品)は肌の表面のみで吸収されません。
肌の内部へ美容成分(薬品)を届けるには「注射」や「サプリメント」などが必要でしたが、
「注射」は毎回できる訳ではありませんし、
「サプリメント」は摂取しても肌に到達するのはごくわずかです。
イオン導入は「針を使わない注射」とも言われ、
微弱な電流を流して、普段は皮膚から吸収しにくい美容成分を皮膚の深部まで浸透させ、
しみやしわを改善し、瑞々しいお肌を取り戻すことができます。
しくみは、
マイナスの電極を皮膚にあて、プラスの電極を手に持って電流を流すと、
水に溶けるとマイナスに帯電するイオン(ビタミンC誘導体など)が、
皮膚に当てたマイナスの電極からの反発力によって皮膚の奥へと浸透していきます。
肌に浸透できるのは主に小さな分子量のものだけで、
コラーゲンやヒアルロン酸等巨大分子は入れません。
強力な美白、抗酸化作用のあるビタミンC(アスコルビン酸)は、
イオン導入によって普段の50倍も浸透しやすくなると言われています。
電流を皮膚に流すためによる刺激があります。
また、長時間イオン導入を行うと水の電気分解が起こるため、
皮膚にあてているマイナスの電極側では(電極を同じ個所に長時間当てつづけた場合)
強アルカリ性に変化するという危険性もでてきます。
そのため、現在では短い時間で導入できる薬物の研究が中心となって行われています。
イオン導入は、1度やったら3日間をあけるというようにインターバルを取って行ってください。
毎日やればそれだけ効果がありそうに思ってしまいますが、
イオン導入をすると肌を多少痛めることになるので、
連続使用は逆効果です。
また、しみの部分に集中的にイオン導入器を当てるなど、
同じ場所にイオン導入器を当てることは良くないので、
イオン導入時には万遍なく皮膚全体にあてるようにしてください。
何事もやりすぎは禁物です。
ひとくちにビタミンC誘導体と言っても沢山の種類があります。
イオン導入用に使えるのは、
このビタミンC誘導体のうちの限られた美容液(薬剤)です。
イオン導入は家庭用イオン導入器の普及でより身近に出来るようになりましたが、
イオン導入用に適さない美容液(薬剤)を使っては全く意味がありません。
まずは、ビタミンCとビタミンC誘導体の違いを知りましょう。
■ ナチュラル ビタミンC (アスコルビン酸:ASCORBIC & ASCORBATE )と
ビタミンC誘導体の違い
「ナチュラル ビタミンC」(以下、「ビタミンC」)は、
構造が不安定であり、“酸化されやすい”です。
酸化されたビタミンCは角質を通過しにくく、
肌深部への浸透効果がほとんどなく、
ビタミンCをそのままスキンケア用品に使用することはできませんでした。
そこで開発されたのが、「ビタミンC誘導体」です。
「ビタミンC」の分子に「リン酸」を結合させた「ビタミンC誘導体」は、
構造が安定しているため、熱や空気、水に対して酸化されにくいのが特徴です。
また、皮脂に対して親和性の高い「リン酸基」がついているため、皮膚になじみやすく、肌深部の角質層もより通過しやすくなりました。
■リン酸型とグルコシド型
角質層を通過した「リン酸型ビタミンC誘導体」は、
膚内で、長く、安定した状態で留まり、
表皮に存在する酵素によって「ビタミンC」へ変化し、
肌内部へと浸透していくことができます。
また同じビタミンC誘導体でも「グルコシド型」のものはイオン導入に使えません。
こちらはより安定していますので化粧品、生薬に使われます。
イオン導入できるビタミンC誘導体 | イオン導入できないビタミンC誘導体 |
パルミチン酸リン酸アスコルビル3Na | アスコルビン酸グルコシド |
リン酸アスコビル3Na | アスコルビルグルコシド |
リン酸アスコビルMg | ステアリン酸アスコルビル(油溶性) |
パルミチン酸アスコルビル(油溶性) |
■水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体の違い
油溶性ビタミンC誘導体はイオン導入には使用できません。
しかし、イオン導入器を使わない場合にその浸透性は水溶性ビタミンC以上のちからを発揮します。
油溶性ビタミンC誘導体
(ステアリン酸アスコルビル,パルミチン酸アスコルビル)
水溶性ビタミンC誘導体に比べて約3倍の浸透力。
持続効果は24時間程度で水溶性ビタミンCの約2倍です。
イオン導入お休みの日はぜひ油溶性ビタミンCの力を利用してください。
イオン導入できるビタミンCを探して見ました。
イオン導入できるビタミンC誘導体
表示成分 |
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na |
リン酸アスコビル3Na |
リン酸アスコビルMg |
化学名 | 2-Phospho-L-ascorbic acid trisodium salt | L-Ascorbic Acid Phosphate Magnesium Salt n-Hydrate | |
略称 | APPS(アプレシエ) | VC-PNA | VC-PMG |
性質 | 低濃度でも効果が高い。浸透性も良い |
VC-PMGより溶解性に優れ高濃度で配合できる。安価である。 |
VC-PNAより安定性に優れている |
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時間がなくクリニックに行けない、処方が切れた場合はトゥヴェールを使用しております。